2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
前回の投稿(言葉の快楽③)で、およそ100冊にもなる日記をすべて処分していることについて書いたが、おかげさまで、というか、めでたく、と言おうか、およそ50冊は廃棄した。研究に関する記述の部分は切り取っておくので、仕方なくざっと読むのだが、まった…
若干思うところがあって、100冊ほどもあった日記について、研究に関する記述だけを切り抜いて他は処分することにした。最初に日記をつけ始めたのは2006年ぐらいなのだが、そのほとんどは恋愛関係を筆頭に苦悶の表情に充ちている。コンテナ1個分になるような…
この年まで生きてきて、それなりにいろいろあったが、言葉だけは、誰にも奪えなかった。言葉だけは、わたしのものだった。いや、わたしが、言葉そのものだった。 今までにも何度か書いてきたが、わたしは両親が不仲の、暗い、殺伐とした家庭に生まれ、育って…
『ブロードウェイと銃弾』、ウディ・アレン。このひとについて発言するのは勇気がいる。作家の人間性と作品は同一視すべきなのか、完全に分けて考えるべきなのか。永遠のテーマ。でもこれを観たのは、この監督のあの問題が発覚する前のことで、日記にメモも…